日本軍と石油

大日本帝国と石油との関係は、
開戦と戦争遂行という中で大きいものである。
戦前期、原油の輸入のおよそ7割をアメリカに依存していたため、
アメリカの禁輸政策は、開戦か否かという選択を駆り立てる結果となった
(第二次大戦前後において世界最大の産油国アメリカで、
中東諸国が主たる産油国になってから50年が経つかどうかではなかろうか)。


満洲国は国土も広く、大豆の大生産地であり
資源も豊かにあったようだ。
日本軍は、満洲地域に油田があることを知りながら、
東南アジアからの石油をアテにして開戦に踏み切ったというのが本書。


学振や研究費助成といった旨みのある資金供与から何故か遠のいて、
非常勤の賃金や借金で何とか賄いながら博士論文を書こうとすることは
自滅行為に等しいことが分かっていてもやろうとする俺はアホ。

大日本帝国の海外鉄道

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教科書には載っていない大日本帝国の真実

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大日本帝国

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大日本帝国の発明

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