三寒四温

妙に暖かくなったと思えば、急に寒くなる。
春を思わせる日差しがあると思えば、冷たい雨が降る。
三寒四温という現象かな?
しかしこの文は大陸からのもので、大陸の気候変化を端的に表現したもの。
だが、日本も大陸の文化、気候の影響も大きいので、
使うにはそれなりに値する表現だと思う。
日本では桜が開花する時からイッキにム〜ン!と蒸し暖かくなる。
俺は暑いのが苦手なので、その時から冬のバイクキャンプから
山へ行動を移行する。春は雪山、夏は避暑地と言う訳だ。

よく似た文(故事)に朝三暮四がある。
コチラはタヌキな経営者の話。
最近、新聞を読むと賃金のベースアップの記事が多く目に付くが、
どこの企業も難色を示し、労組も渋々モードってな感じです。
でも記事を見るにつけ、こんな世知辛いご時世でも、
十分生活できる(というか貰える権利がある)給与と一時金があるだけでも
有難い事じゃないかと思いますよ。俺が言うのも嫌味かも知れませんが。
確かに大手の労組の活動は、あらゆる職域に反映する端緒とも取れますが、
今時の中小企業の賃金って、ましてや零細なんて凄惨を極めてるんじゃないかな?


左側の力が弱まっては、雇用の安定、賃金の確保という影響力が
弱まる傾向にあるようですが、今の左は弱りっぱなしです。
左は局所的というより、産業に全般的な影響力を以って力を発揮できるものです。
しかし企業側は法律と時勢に即していれば、何ら退く事はありません。
寧ろ、その傾向は強まっていると思います。


一時金かぁ…前は貰ってたけど、ホント有難かったな。
初めて貰った時、「コンナのホントに貰っていいんですか?」と
思ったくらいです。貰って当たり前になってくると立派な見本的社会人です。


でも単純に思うんだが、
ちゃんと一生懸命仕事をこなし働いて、そこそこ評価され必要とされるならば、
それなりの生活できるギャラは貰って当たり前と思うのですが…今は酷すぎ。
交通費も申請通り出た、バブルな頃は気楽でよかったの〜。