随時随所無不楽


0限目「教育基礎論」。
戦前戦中戦後の教育の様子と改革についての内容。
澤柳政太郎を取り上げて教育の在り方を考える。
受験や学歴を重視した学習か、個性の尊重と思考力育成という
多様性を重点に置く学習か、それはどっちも世に中では必要な気がする。
企業は受験という苦難をクリアした努力を評価して高学歴者を優遇するだろうし、
合理性や協調性を持った忠実な仕事をしてくれる人材が欲しいだろう。
悪く言えば、従順かつ歯車のように黙って動く人間が欲しいとも言える。


一方、何か改革的なこと、危機に直面している社会では、
冷静かつ大胆な発想と行動力をもった冒険心あふれる人材が必要な時がある。
突拍子もない考えと独特の価値観で保身という言葉さえ見つからない人物。
そういう人は、組織にとっては扱いにくいだろうな〜。


澤柳氏の教育理念は「随時随所無不楽」。
いつでもどこでも、楽しみはある。
そういう教育があり社会があれば、世の中もっと面白くなるだろうな。



1限目「経済原論ⅡA」。
低成長でも経済は成長できることの理論を学ぶ。
日本の高成長の終焉は、結果的に国内の内需が充足したものだと思う。
基礎的であるが授業で得た経済成長理論を、ミクロな領域にあてはめて
証明してみると面白そう。


2限目「考古学通論」。
休講


駅前でメシ買って、自習。
明日も仕事なんだが、サッサと済まして学内へ行こう。
山岳部部室で昼寝をするのが、最近の楽しみになってきた。

22時05分下校
22時33分帰宅