自然との共存とは?


実習所での用事、支援課への用事、教職課への用事、
随分すんなり済んだ。
ボチボチ新歓への作業が始まっているようだ。
旧教養地区に居ると、学内事の先読みをよくよく感じることが出来る。
しかし今頃ってコンナに静かだったかなぁ〜と昨年度を思い出しながら
比較してもどうも不思議な感じがする静けさだ。
だが、4月1週目くらいかな…たまらなく焼肉臭くなるのは?


ブレッド・ウォーカー著の読書もいよいよ最終章まで来た。
ニホンオオカミが絶滅した根本的原因は、近代化社会到来による
人間による開発とオオカミの生存活動の摩擦だとも捉えられる。
人間は自然、未知なる領域への進出するにつれて将来様々な問題に
直面することが多くなる。
それは人間が自然との共存という道から脱却して近代化という道を
決めた結果なのだが、そうした中での変化をミクロ的に抽出して
ニホンオオカミ絶滅という事例を元に考えていく事も割と説得力があると感じる。
自然や環境を自らの叡智による補完で完結しようと謳うことに
我々は気付かぬふりをして見過ごしているだけかも知れない。
自然を保全するという事は、人間が、そして自分自身を
どこまで管理できうるかという深遠な問いではなかろうか。


21時51分下校
22時24分帰宅