テレビ鑑賞


平日は四六時中、学生や用務のオバチャンが居るので
エサにも困らないだろうが、土日になるとそうじゃないらしい。
普段は知らんぷりするネコも、警戒心のあるネコも、
エサが貰えそうやなと思って擦り寄ってくる。
市大のネコ社会も力関係があったりして、最近だんだんそれぞれのネコの
性格や立場が分かってきた。


今日は面白そうなTVがあったので観ていた。
NHKスペシャル
ヒューマン なぜ人間になれたのか 第3集 大地に種をまいたとき』
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120219.html
古代の小麦栽培の収穫の困難さと縄張り争いによる戦闘、
またその融和策としての共同祭事を契機とした小麦の栽培拡大により、
効率のよい小麦種の獲得ができ、収穫増による備蓄ができるようになった。
そして温暖化の氷河崩壊による海面上昇のために、
それまでの肥沃な土地の消失を人類は経験し、
新天地を求めて行き、その後の農耕社会へと続く。


ETV特集
『見狼記 〜幻想の獣王を探す』
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0219.html
絶滅したとされるニホンオオカミは存在するのか?
そしてオオカミと人間の様々な関わりをドキュメント形式で観る。

随分前に紀伊半島山奥の山荘に泊まった時があった。
そこでは白い犬を数十匹飼っていた。いわゆる紀州犬
主人曰く、あれは熊野犬と言うらしく従順かつ勇敢な犬種と聞いた。
伝説にもあるが、ニホンオオカミの血筋が入ってると噂される。
前にユキというメス犬が居て、初めてあった時は元気ハツラツで、
山登りの案内役もしてくれたという彼女だったが、
数年経って会ったら、凄く老けてたんで肩を揉んでやったら恍惚としていた。
随分と山小屋には行ってないが、懐かしい話や。


紀伊半島には、未だにニホンオオカミが居るという噂をよく聞く。
確かに野犬は居るんだが、果たしてニホンオオカミが本当に居るのか?
そういった事が噂になるくらい前人未到の山が多いと思わされるほどに、
紀伊半島の自然は奥深いということなんだろう。