南蛮・西戎・東夷・北狄


0限目「教育実習事前事後指導」。
特別支援学校の見学や実習校との打ち合わせ日も決まって安堵している。


1限目「哲学概論Ⅰ」。
定言三段論法のややこしい話と哲学の歴史的経緯について。
哲学の2大事件として蛮族による西ローマ帝国の滅亡と、
近世の科学の進展を挙げている。
395年は数度の帝国分割による実質的崩壊だったかな?
375年はゲルマン民族の大移動なので、蛮族ってゲルマンのことなのかと
思ったが、いろいろな部族のようだ。蛮族の定義も他者から見た認識なので
どのくらい野蛮だったのかは知らないが、長年培ってきた文化を
破壊するまでに至るのであるから、それは凄まじいものだったんだろう。
日本でも中国から来た思想で異人異文化を持つ民族を
「南蛮・西戎・東夷・北狄」と表したこともあった。
一方は哲学(自然哲学)が自然科学や社会科学と分化し、
諸理論として発展した近世ヨーロッパも哲学の大きな変革期であったらしい。
最近は科学哲学や経営哲学といった自然および社会科学を
倫理学的に考察するといった新しい哲学の進展もある。
環境倫理学というのもその一派なのだろう。
そうすると俺は知らず知らずに哲学に足を突っ込んでいることになる。


2限目「国際経済学」。
比較優位の国際間貿易の現実をより細かく知るために
様々な要素を変えながら見ていく。
比較優位ってミクロ経済学の基礎で考えると単純化して分かり易いが、
実際の領域(現実)に近づくにつれて比較優位を基礎とした
国際貿易の概観はどのようになっているのか。


その他、出来事と言えば…

右手の指が化膿して手術した。
前から腫れてたんだが、青紫になってきたんで仕方ない。
麻酔してニッパで爪を剥いで大量出血で全治1〜2週間。


Ⅱ部サークルの更新届もだいたい出揃って、あとは放置している部を
どうするかという段階にきた。放置が最も手間と経費と時間がかかる。
手術と教育実習関係があるので、勢いが弱っている俺自身なのだが、
この時期を上手く乗り越えられる知恵と行動をせねばならんね。
さて、どうすべきか…。


22時00分下校
22時26分帰宅