ずっとそばにある本 ⑦『ワンス・アポン・ア・タイム・イン 尾道』 大林宜彦 フィルムアート社(1987年初版/1992年第5刷)定価1,800円(税込)

映画を観るのが好きなのだが、ある監督の映画を

継続してみたという点では大林の作品が代表的である。

本書では「尾道三部作」を中心に台本の台詞をすべて載せながら、

映画シーンや撮影時のスナップ写真の解説もある。


音楽と映像の色使い(モノクロ・セピア・淡いカラー)に
独特なものがある映画は、なかなか撮れないだろう。

大林の作品は、いちおうハッピーエンドであるが、

何故かどことなく切ないものがある。

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私はこの本を、いつまでも、売らないし、捨てないし、貸したり、譲らないであろう。