和歌山県の話

最近のNHKはいい番組やってるな。
さっきは「鯨食文化と日本人」をやってましたね。
先生観てるかな?
日本での捕鯨地は半島の先など僻地に多いという民俗学的な
見地からの調査を紹介していました。
十分な作物の収穫の得れない土地ゆえに、海に出ることによる
捕鯨によってタンパク源を求めたんだとか。
確かに和歌山県の太地も小さい岬にあります。
太地の「くじら博物館」は凄く見応えあります。
シャチのショウもありますので楽しいですよ。


自分自身、よく和歌山県へ行きます。
というよりも紀ノ川より下の紀伊半島がエリアですね。
こんなに素晴らしい海や山の自然がある地域が、
大阪から数時間で行けるなんて幸運だと思ってるくらいです。
何か紀伊半島を題材に経済学もいいかなと考えてるくらいです。
和歌山県の教師もいいですね。定年後は炭焼き爺様かの?
でも聞くところによると、田舎暮らしは結構厳しいらしいです。
収入格差、インフラ問題、都会とは異なる社会性の課題…
食料品や土地や家賃は安いけど、生活にクルマは必需品、
移動に使う経費や時間は多いです。
典型的な地方県なので、観光事業や特産品という産業が目立ちます。


しかし驚くのが、南海和歌山市駅前が20年前と全然変化なしという所。
まぁ、あの寂れっぷりというか…駅前の大衆食堂もまだやってたね。
全体的に寂しいな〜という印象を受けます。
和歌山県奈良県南部を含めた紀伊半島では、大規模な道路建設
世界遺産も関係する観光事業による経済効果、温泉と医学的効用とか
他県にはない珍しい経済学ネタに溢れていると思います。
これを本格的にやるとすると、山海のフィールドワークは必須だなコリャ。




潮岬タワー