法的安定性と具体的妥当性


ウチの大学にある高原記念館は結構、絵になる建物である。
一度、夜間に照明を全開点灯した時の写真を撮りたいなと思っている。
それでアチコチ見学してると、妙なオブジェがあった。
最初まで物置かと思ってた。


『聚落の単位・幕舎の場合』
聚落とは集落のこと、幕舎は野営テントのこと。


1限目「民法第5部」。
離婚におけるその他の要件「婚姻を継続しがたい重大な事由」についての
様々な解釈と財産分与、内縁について。
親同士は修羅場だが、子は大変やね。


2限目「日本法制史第2部」。
近世の法制史に入る。法的安定性がいいのか具体的妥当性がいいのか、
その揺れ動きを見る。
サー協は具体的妥当性に寄って意見が統一できずに統率できない
事態を回避するために、各々の事情を把握した上で、
妥協点を見つけて法的安定性(この場合一応に納得するであろう結論)を
提示して進めるような方策をとっていると言える。
恨まれても仕方ない立場だが、引き受けたからには仕方ない。
今日は、来年度の2部サークルの在り方に関する調査書の最終提出日であった。
それぞれに実情や苦情、悩ましい回答があった。
逆に回答に卒ないものは、所詮出て行けばそんなもんかと感じた。
回答は集約して、来年度のガイドラインを決める。
無論、大学側への意見もチャンと上申する予定である。


放課後は記念祭実行委員長と会談し、
次なる看板製作の下塗りをしていた。
明日は金曜日の時間割である。

23時00分下校
23時37分帰宅