アメニティと都市開発


今日は講義はひとつだけ。
「基礎科目・現代経済」。
土地価格の決定方法である残余法や建物の経済学的寿命、
ニューアーバニズムやジェントリフィケーションを発表する。
日本ではスクラップ・アンド・ビルドという建て替えによる
再開発が一般的である。単純にそれは建て替えた方が得だからである。
その独特の日本における土地建物の価値基準や投資の仕組みを勉強する。
日本では近代建築についての保存に熱心ではないので、
なかなか海外のような伝統や歴史性を重んじた魅力ある
都市環境づくりが難しい。これはアメニティという「住みやすさ・
快適さ」という質的向上においても現れる。
ニューアーバニズムもジェントリフィケーションの現象や原理を
日本でなかなか当てはめにくいのは、根本的なアメニティづくりの
スタンスが違うからだろう。


放課後は、偶然に今日の先生と学食で会って、
メシを食いながらいろいろと話していた。
主に…交通システム・阪堺線の話であった。
それから宿題をやって帰宅する。
スッカリ梅雨なので、半パン雪駄に着替えて濡れても構わないような
格好をして帰る。しかし雨の日の片道6.5kmの登下校は厳しい。

21時50分下校
22時24分帰宅