今日辺りから、前期最後の講義モードとなる。
統計分析のstataを動かしているけど、どうも回帰分析のように
なかなか要領がつかめない。コリャ〜研究室で質問しに行かなダメやな〜。
午後からは、TAの仕事で1部の授業参観とお手伝い。
その後に、文学部の巡検中間報告の講義に出る。
当初、尼崎と聞けば、公害の街であるとか、住宅密集地であるとか、
大阪の属市(笑)であるとかというイメージだったが、
いろいろ紐解いて調べてみると意外なる発見や収穫があって大変素養になった。
講義もそうだったが、巡検も楽しかったし、先生や学生にも良くしてもらった。
前期においては、楽しみな時間であった。
その後に、ジェントリフィケーションのリーダーの要約発表をする。
どういう訳か、俺が担当する箇所は、長いし妙な婉曲が多い。
翻訳するのに大変苦労したが、随分と鍛えられた。
ジェントリフィケーションという土地建物の再評価と移転・移動・立ち退き
という政治及び経済学的にはプラスな現象でも、社会学的見地から見れば、
問題も多く、そしてそれを正確に把握し理論化することは難しい。
油断してしまうと、ナンデモカンデモがジェントリフィケーションとなる
恐れもあるので、海外での現象と理論構築をシッカリ学ぶことが
ある程度は重要であると考える。更には、ジェントリフィケーションという
現象が、日本では海外のように典型的に起こり辛いというか、
表立っていないというか、海外での理論を見本にして解釈することは、
それほど簡単な作業ではない。そうしたことで、いろいろ知識を
共有しつつ、蓄積し、整合性を持たせて日本でのジェントリフィケーションを
理論化することは、これからの研究対象ともなり得る。
今週までの仕上げなければならない重い課題は3つある。
院では試験が無い分だけ、求められるレポの内容も技量も重く圧し掛かる。
しかも、最近やたらに暑くて、暑がりな俺には辛い。
研究室から見えるプールでスイスイ泳いでいる光景を目にして、
何だか羨ましく思う。
21時52分下校
22時34分帰宅