主観と客観


やはりパワハラ上司は、自己反省がないようである。
定時に近づくにつれて職場の様子がオカシクなる。
しかし、その上司を相手するほど、俺はヒマじゃない。


1限目「社会経済論特殊講義」。
主観と客観の分離についてのポランニーからの捉え方。
主観と客観、昔の日本では人間は自然を主観的に捉えて、
一体のもの、融合した中でのもの、天然とか森羅万象と考えていた。
そしてそれは様々な神を生み出し、その調和と畏怖を持っていた。
しかし、近代になって西洋の人間と別の世界の分離という
客観的価値観が流入して、人間と自然という対極思想が現れた。
もともと主観的な点での自然が、客観的視点で見る対象としての
自然となって、様々な人間と環境の関わり合いの現象が生まれた。
こうして見ると、主観と客観の捉え方の大きな違いと
その結末が見えるような気がする。


2限目「政治学特講」。
自由診療が、どうして保険適用にならないかの理屈や
医師会と保険者(官庁・保険組合)の様々な利害など。
来週は昼間レポート締切なのだ。


放課後は記念祭のトップ会議。
講義前に写真部の企画進行の概要を話し合った結果を上申する。
あと細かい調整などいろいろ。
俺が担当する事務局業務の大半は、先週末までに何とか仕上げたので、
やっと他の領域まで気を向ける余裕が出てきた。
できそうもない量だったが、クリアすれば結果オーライ。
仕事増やされた挙句の睡眠不足は、記念祭の成功でチャラにしよう。
帰りに犬吉に寄って、パンフやスケ表の確認作業で本日終了。


22時50分下校
23時26分帰宅